『メッセンジャー・サービス』悪用のポップアップ広告裁判:仮差止命令が取り下げ

米連邦裁判所は15日(米国時間)、カリフォルニア州の企業に対して、米連邦取引委員会(FTC)が「ハイテクを使ったゆすり」と呼んでいるインターネットのポップアップ広告の配信を――少なくともこの問題が法廷で決着がつくまでは――許可した。

 連邦地方裁判所アンドレデイビス裁判官は、FTCによる仮差止請求を許可するには証拠が不十分としている。FTCは米Dスクエアド・ソリューションズ社(カリフォルニア州サンディエゴ)に広告を遮断するソフトウェアの販売を中止するよう求めている(日本語記事)。