7年に1度、天下の大祭「御柱祭」

寅と申の年、7年目毎に行われる御柱祭(おんばしら)は、諏訪大社に伝わる神事で、祭りの規模、勇壮さとも他に類がなく、天下の大祭のひとつに数えられている。
長さ20メートル、太さ3メートル、重さ10トン以上もの大木を、氏子総勢で引き出し、4つの宮の社の四隅に各1本ずつ計16本建てるという一連の祭りは、諏訪人の血を熱くします。4月は急坂を下る「木落し」川を越える「川越し」が見せ場の『山出し』。5月の騎馬行列や長持ち、花笠踊りの御柱行列と神社の境内の4隅に柱を建てる建御柱の『里曳き』の2ヶ月間にわたり、諏訪地方は祭り一色に染まります。諏訪市の上社本宮、茅野市の前宮と下諏訪町の下社の春宮、秋宮で行われます。人を見るなら諏訪の御柱と%