インターネットで他人に配慮するということ
話は続いて、もう一件です。
さきほどはネットだからこそ、その特色をいかしたことをしようということでしたが、こちらはネットであっても一般社会の常識は生きるんだよってことです。
インターネットでの付き合いってのは顔が見えないケースがほとんどです。
顔が見えない。 相手が今どのような状態になっているかわからない。
だからこそ、「他人への配慮」というのが一般社会以上に求められるのではないでしょうか?
「他人への配慮」ができない人、根源には自己中心的な考えということがあります。
こういうことがありました。
俺=仕事中です。
AさんからPMがきて
A>ねぇ ねぇ
俺>うん?
A>見てー
俺>? 何を?
A>HP
俺>どこの?
A>ここー
俺>だから どこ?
A>できてるか見てー
この時点でイエローカードです。
イエローカードが出たわけはわかりますよね?
相手の立場を考えずに(この場合は私は仕事中で忙しかった)
返答を求め、しかもこちらから聞き返さなければならないようなやりとりをもちかけた。
「相手への配慮が欠けている」ということです。
俺>あのな俺は仕事してるんだぞ。 要領よくしゃべりな
当然 こう返事を返すことになります。
それともう一点
見てといわれたことはHPの手直しのことで、結果は自分でもあからさまに確認できることなので、あえて俺に見て確認してという必要はなかった。
俺>これ見て勉強しなさい http://myu.daa.jp/osiete/(脱教えて君同盟)
Aさんは、きっとネットのチャットの画面の向こう側で一生懸命俺が相手の文字を追ってるだけと思って話をすすめているのだろうなというのが見て取れ、また自分が成功した喜びを伝えたいのだろうということが見て取れたので、「しょうがないな」くらいで軽い注意くらいなものだったのだけど。
ところが こちらの言い方に驚いたのか、「もう来ない」「ネットもやめる」どうのこうの。。。やたらと過激に反応。
この時点でテンションあがって自分がしでかしたことをすっかり忘れてます。
他の人から漏れ伝わってくる話しを聞くとどうやら俺が悪者らしい。おいおいです。。
もっとも去るものは追いません。 大人に世間の常識を諭すほど俺も大人しくありません。
しばらく彼女をみかけることはありませんでした。 ただ、俺の方もちょっとぶっきらぼうに答えすぎたのかなということもあって、友達を通じて、彼女の何がいけないのか、「反省」してるようだったら出てくるように促してあげて と伝えておきました。
それからしばらくして、何人かが集まっていた時に彼女はやってきました。
あいかわらず仕事中でロムをしてたんですが、なにやら謝っている模様でした。ほとんど内容をみてる暇もないときです。
あとでその場に居合わせた人に聞いたらどうやら謝ってたようでしたが。。
人と人との付き合いの中で「謝る」という行為は大切です。
何人もいるなかで、相手が見ているか、見ていないかもわからない状況の中で一言二言、謝られても、それは謝ったとは言えません。
「謝る」という行為は、自己反省をし、相手に許しを請うということです。
一番、最初、俺に対して犯した行為の悪いところをちゃんと理解していれば、子供が親に連れられて形だけ頭を下げに来たようなことはしないはずです。
普通に人と接してて、謝らなければいけないときには、相手の目を見ながら謝ります。そして何がいけなかったかを反省した言葉を述べます。気持ちの伝わらない謝り方をされても それを納得するわけにはいかないということです。
自分が謝ったから、それでいい。 それが相手に対して通じたかどうかを確認しない。相手に対する配慮、自己反省、その部分がずっぽり抜けています。 自分勝手もいいところです。結局、一番最初の自分の犯した過ちをちゃんと理解してないということです。
上記はネットという問題ではないです。 世間一般上でごくごくあたりまえのことです。
あそこの場所では、ネットだけの友達付き合いというわけではなく、ネットという手段を利用して話をしている場所です。
当然、そこには社会常識や倫理観というものも存在します。
同じ場所にいて友達付き合いでやってくとなると、そういった社会常識や倫理観からはずれたことに対しては、無関心ではいられません。彼女はそういった中で仲間に溶け込もうとしてた点は非常に評価します。どうでもいい人だったら何も言いません。
だから、あえて言いますが、何に対して「反省」すべきかを理解した上で謝まって下さい。
ということです。
続いてどうしてここまで言わなければならないのかということを次に書きます。