「今日は寒いですね」と「今日は冷えますね」

最近、英会話を習っている。 すると普段 普通に何気なく使っている日本語の表現にも敏感になってくる。 

さっき友達が言っていたことなのだが、いつもよく行く店のおばぁちゃんに、挨拶のつもりで「今日は寒いですね」と言ったら「今日は冷えますね」と言いなさいと言われたそうだ。

この話を聞いて、確かに「今日は寒いですね」という表現が、暗黙に「私は寒いのだからあなたも寒いでしょ」という意味合いを含んでいて、「今日は冷えますね」という言い方が「気候が寒いけど、あなたはどうですか?」という微妙なニュアンスの違いになって現れているということに気づかされた。 
つまりは相手に対して状況を尋ねるより前に、相手の状況を強要してしまってる表現なのだなと。

うーむ言葉って奥が深い。