『アビエーター』&『ナショナルトレージャー』

「明日は雨ですよ」と、いきつけの美容院のヘアスタイリストに言われて、今日の予定は地元で映画だなと思っていた。 雨のつもりでゆっくり寝て起きてみたら、思いっきり晴天ではないにせよ悪くない天気。 こんなことならやはりどこかへ出かけておくべきだったと思いながら、気を取り直して、昼過ぎから地元の映画館へレオナルド・デカプリオ主演の「アビーエーター」を見に行ってきた。

デカプリオってタイタニックのイメージが強すぎて大嫌いなんだけど、どちらかというとハワード・ヒューズの伝記映画ってことの方に興味があって見てきたのだけど、ぜんぜん大したことなかった。 ここのところの伝記映画で言えば『レイ』もそうなんだけど、幼少期のトラウマをひきづって大人になって悩むとか、この映画もご多分に漏れず、幼少期の母のしつけが、後の潔癖性のもとになったという陳腐な説明。

ハーワード・ヒューズについては、ある世代の人達には、ハリウッドの成功者、飛行家、とてつもない大富豪、伝説の人物として日本に伝わってるせいか、映画館にはわりと年輩の夫婦が多かったのだけど、事実をなぞっただけの描写で個人の内面まで掘り下げたとは言えないだろう。 はっきり言って駄作であった。 喜ぶのはデカプリオファンのねーちゃんたちくらいだろうね。

というわけで、口直しに、続けてニコラス・ケージの「ナショナルトレージャー」
こちらは、お宝探索ものというわけで、宝のヒントの謎解きと、そのお宝を狙う悪党一味とのおっかけっこっという内容で、これも古典的と言ってはなんだけど、お宝のヒントの隠し場所が米国独立にからんだ場所となっていて話の流れとしては荒唐無稽なのだけど、まずまず楽しめた。これはネタバレしちゃうとおもしろくなさそうなので詳しくは書かないとこう(笑 興味ある人は見てください。 ニコラス・ケージって昔もっとしゃきっとした印象だったのだけど、とぼけた感じがなかなかよかったです。

というわけで久々に映画を連ちゃんで見て、今頃になって雨が。。 桜はまだつぼみなので散らないでよかったねと。