Gmailを使って会社からアウトルックを排除するためのソリューション

おそらくどこの会社のIT管理者でも長年の悩みの種だったメールクライアントの問題を簡単に解決する手法がようやく出てきた。

会社でPOP3のメールクライアントを使っていて問題になってくるのは、マイクロソフトアウトルックなど最初からWINDOWSについてくるメールクライアントを使うことによって、セキュリティ意識の低いユーザーの間で恒常的に起きてくるウィルス感染や、機種入替え時、部署移転時のプロフィル内のメール内容の移し変えの手間の面倒さ、アカウント、サーバー設定さえまともにできないユーザーへの対処。 使用者全員が自分でそれらの設定管理までできれば問題はないのだろうが、中小企業などIT管理に時間も人も十分にかけられられない環境だとかなり面倒な作業になってくる。

またPCの共用化を促進するにあたっても、各PCの自分のプロファイルにメールが保存されていることによって、ユーザーの声として他のPCは自分のメールが保存されていないので使いたくないという声が大きく、社内のPC資源を効率的に運用する弊害となっていた。

解決方法としては、WEBメールクライアントのCGIを社内サーバーで動かすか、イントラネットグループウェア内のメールクライアントを使うという方法があったのだけど、今までいろいろ試してみたがいまいちという感じだった。

そこでGmailの利用である。 Gmailは完全にサーバーサイドで動くメールクライアントで、しかも容量が2.5Gバイトもある。 これまでは自分が持っているメールアカウントにくる全てのメールを転送して使っていて、それはそれで家でも会社でも出先でもすべてのメールが見れて便利だったのだが、なんとGmailで送信時にFromアドレスを自分が普段使っているメールアドレスに変更できるようになったとのことだ。

やりかたはOgawa::Memorandaさんの「Gmailで別のメールアドレスからメールを送る方法」を参照して下さい。

とりあえずGmailアカウントをつくりまくって社内の人間のメールを全員Gmailに転送させてやれば、最初だけちょっとアカウントつくりや設定が面倒だが、あとは楽になるでしょう。 しかるのちはアウトルック禁止令発行とw