経理・会計の存在意義

何度も繰り返し言うようなのだけど、経営者の目的、ビジョンが、現場に浸透して同じ方向をちゃんと向いてるかということは組織運営に対して一番大切なことです。

なんの為に経理が存在するかというと、そうした目的、ビジョンから想定された営業の目標が、言葉だけではなくて数値的評価として、経営者サイドと営業サイドでマッチしているかどうかを客観的に判断するために存在するのです。

社長が言う売上目標は税込みで営業の目標は税抜きとか、在庫の算定基準が部署によってまちまちだったり、営業の売上が、付加価値等てんこもりの万歳売上だったりしてはいけないのです。

したがって、組織としてよくできている会社は、経営者、営業、経理のトライアングルが見事にかみ合っています。 
例えば売上という概念をそれぞれの立場で見た場合、経営的な視線からは、何がどこでどのように売れているかとい視線であり、営業としてはどこの会社に誰がどれくらい売ってるかであり、経理としては、それは現金売上なのか、売掛金なのか、税区分はどうなのかとそれぞれ見る視点が違いますが、売上全体の数字は必ず一致します。

あたり前と言えばあたり前のことですが、時にそれがねじまがっていることはよくあります。 営業の力が強くて業績アップのための、例外的な売上計上があったり。 社長サイドから本来営業売上ではないものも売上計上されていたり。

経営というこを考えた場合、ストレートに現場の評価が届くような体制つくりとして、経理サイドが全体に係わることは不可欠なことなのです。

駄文が続きますが、

理想と現実の狭間で時には、寛大に理想をとき、時には現実にどっぷりつかりながら実践してみせ、無能な上司に変わって人の手配、段取りに帆走し、時には憎まれ、時にはなだめ、時には脅し、すかしw 気苦労が耐えません。

なんだか仕事の愚痴ブログになってきたな。

ここのところ、今までにいろいろと書き溜めといたアイデアやらメモやらを文章に構成しなおしてアップしています。 文章って苦手なんだよね。 内容を簡潔にわかりやすくって難しい。 長ったらしくて無駄や脱線が多くて、おまけに何が言いたいのかよくわからないかもしれないけど、これも地道な努力。 継続することに意義があると信じてます。
 
きっとあとで何わけわからないこと書いてたんだと笑える日がくるだろう(か?)。

というわけで、書き溜めたメモはマインドマップの形でまだまだ沢山ありますので、何かわけわからんことを、又言ってるなと思っても、知らんぷりで気にしないでくださいませ。

はてなの近藤社長の文章

はてな近藤社長が新しく入ってきた技術者向けに自分のブログで語っています。

経営者が社員に対して意思の疎通を諮ることは重要なことです。 これは社長の側から社員に対して、自分の会社というのはどういう会社なのか、何をやらなければならないのか、社員に対して何を望んでいるかを例を挙げてわかりやすく説明した上で、きっちりと自分の望む方向性を打ち出しています。

時として経営者の言葉は命令や押し付けになりかねませんが、ブログという開けた場所でやさしい言葉で自分が望むこという語り口で話すことにより、経営者としても社員としても、双方がその実行に対して世間一般に対して共通の意識を持ち共通の目標に向かうためには会社として社員に何が必要なのかということを認識させる上で非常に有意義なことだと思います。 

中々、これをまねできる経営者はいないと思いますが、マネージメントをする立場の人には見ておいてもらいたい文章です。

jkondoの日記 - はてなに入った技術者の皆さんへ