個人情報利用同意書を拒否する。-個人情報保護法

4月1日に個人情報保護法が施行されてから、普通の生活の中で何かの契約やどこかに入会するとき、業者間の取引や契約の中でも個人情報利用同意書に署名捺印を求められることが多くなりました。金融機関も例外がなく融資にあたっては個人情報利用同意書に署名捺印を求められます。 

そんな中でうちの会社のトップがやってくれました。 融資案件で社長個人の個人情報利用同意書に実印の捺印を求められたのですが、「こんな内容に判を押せるか」と拒否です。 内容は非常に一般的で、DM等をおくること、関連会社での使用を認めるということに同意するという内容です。

一般的に考えれば個人情報保護法は個人を保護するための法律なので、利用されたくないと思えば拒否することは個人の自由のはずですが、取引の条件として同意を求める風潮があるのは、本来の法律の趣旨に反しているような気がします。
つまり個人情報利用同意書に同意しなかった場合の安全性が担保されていなのではないかと思えます。 つまり個人のほうから法人に対して個人情報を利用しない旨の同意書もとれるべきだと思うのですがどうでしょうか?

先の同意拒否で銀行サイドがどう反応してくるかまだ未定なのですが、まだまだどこの会社も試行錯誤が続くような気がします。