ブログを使ったデータ調査の利用について

GWにもかかわらず出社中 #goingmywayででてきたネタ。


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ホットリンク、ブログ活用し企業・商品の評判を調査

 ソフト開発のホットリンクは7月から、東京工業大学の奥村学・助教授の言語処理技術を活用し、個人のブログ(日記風の簡易型ホームページ)などから企業や商品に関する評判を把握するサービスを始める。まずソフトバンクBBに提供し、年内にはさらに3社の利用を見込む。

データマイニングテキストマイニングの手法はマーケーティングや検索サービス、クレームメールの解析など、さまざまなサービスの中で取り入れられてきている。 
例えばSNSのグループと人の関連性をデーターマイニングすると、どこのだれ宛にどのような情報を流せばもっとも効果的にマーケーティングにつながるかということが分かるし、 テキストマイニングの技術を使って企業にくるクレームメールの中から比較的多くで出現する単語同士を累積的に関連付け内容を検討することにより、存在的な問題解決に役立ててるということはすでに行なわれていることである。

サービスや商品の利用に関しては、そのサービスや商品の提供者に対して情報を提供することはプラスになることなので一概に悪いとは言えないし、もしサービスを利用していれば情報は暗黙的に収集されていると見ていい。 

これが一般的にインターネット上に自主的に運営されているブログなどにも及ぶとなると話は違ってくる。 なぜなら、そこで述べられていることは個人の信念や考えに基づき誰に同意を受ける必要もないことが書かれているからであって、決して「企業価値を上昇させるために利便的な情報の提供」を行なっているからではないからだ。 もちろんクレーム的な内容を書いたからといってその企業から直接どーのこうの言ってくるということはないのだろうが。

当然 Gogleなどの検索サービスも同様の情報収集は行なっている。 adsenceがあるからねw ただ、それは「検索」という形でインターネットのユーザーにフィードバックされているから、そんなに文句はこないのだろうが、上記のサービス場合は特定の企業に対しての情報提供という形になっている。 インターネットのユーザーから得たものをはインターネットのユーザーに対して返すべきものではないのだろうか?。