Google Calendar ついに始まる。

C|NET グーグル、噂の「Google Calendar」をついに公開

Google Calendar http://www.google.com/googlecalendar/overview.html
オンラインのカレンダーのメリットは、すでにGmail等のWebアプリを使っている人なら十分理解できると思うので、そこらあたりはの解説はC|NETのサイトでも参考にして見てください。

実は本当に重要なことは、どんなサービスでも登場しないことはないデータエンティティの中で一番重要な日付というエンティティを管理するカレンダーをワールドワイドなサービスとして"Google"が提供することにあると思う。

人間の世界でも単純に考えて、アドレス帳とカレンダーは非常に重要なアイテムである。 WEBの世界でも名前やメールアドレスなどの個人を特定させるデーターと日付という共通データーは、どんなサービスでも使うものだし、どんなデーターベースでも出てくる概念であろう。 

Web 2.0の時代になって、ほんとにいろんなサービスや新しい概念が出てきて世の中がごちゃごちゃになってきてるような気がするようで、実はベースとなる概念をきちんと統一的に扱っているところは見受けられない。現在は、それをどのように保存するか、どのように流通させるか、どうやって流通させるかがきちんと統一される方向に向かって行く(セマンティックワールド)過程の世界なのだと思う。

そういった意味でGoogleがカレンダーをやるというのは非常に重要な意味を持っている。 Google Mapのように、Googole CalendarのAPIをもとにしていろいろなサービスの展開が考えられるからだ。 場合によってはカレンダーのデファクトスタンダードになるかもしれないと共に次の時代への橋渡し的なものになっていく可能性が大きい。

というわけで、長年待っていたいたものがようやく出てきたということで今後どうなっていくのか期待しています。